2023年10月からアニメ放送が始まった「薬屋のひとりごと」は個性の強いキャラクターが多く出演していることでも知られています。
そこでここでは薬屋のひとりごとの中でも主要メンバーでもあり、強い個性が人気となっているキャラクターについて紹介していきたいと思います。
猫猫(マオマオ)について
画像は、dアニメストア https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/tp_pc より引用
「薬屋のひとりごと」の主人公です。
もともとはそれなりに整った顔立ちをしていますが、花街で生活をしていた時に男性に路地裏に連れ込まれそうになった経験があるため、顔にそばかすの入れ墨を入れていました。
だんだん入れ墨は薄くなっているが、その後はそばかすの化粧をしています。
身長は小さく、胸も小さい。
とにかく「薬」「毒」についての興味が強く、逆に人間に対してはそれほど興味を示しません。
壬氏に好意を示されてもまったく相手にしておらず、恋愛感情もありません。
薬や毒について詳しいものの、他の勉強は得意ではなく、官職の試験にも落ちています。
花街で生活をしていたのですが、人攫いにさらわれてからは後宮で生活をしています。
もともとの育ちのために性格は荒っぽく、言葉遣いも基本的にはよくありません。
身体的にはまず、幼児期に母親である「鳳仙」から指を切られており、たびたびその時のことを悪夢として思い出しています。
また、左腕には常に包帯が巻かれていますが、それは自分で腕を傷つけ、さまざまな薬や毒を試して効果を見ているためでもあります。
実の父親は「漢 羅漢」、義父は「漢 羅門」、母親は花街で働いていた「鳳仙」であり、義父の方を父親として認めています。
壬氏について
後宮で働いている宦官です。
本来「宦官」と去勢した男性が後宮で皇帝に仕えて働くものではありますが、壬氏はその意味では宦官ではなく、その役割を果たすために男性機能が弱まる薬を飲んでいます。
とにかく容姿が美しく、男性女性を問わず言い寄られることが多いのですが、猫猫からは「ナメクジを見るような目」で見られており、それも快感として受け取っています。
とにかく謎の多い人物ですが、帝の弟として多くの仕事をこなしている生活を送っています。
しかし実際には帝とは10歳以上年齢が離れており、顔立ちが阿多妃に似ているということから先帝の子どもなのかが怪しまれていました。
その噂通り、実際は帝と阿多妃との子であり、先帝の子どもではありません。
本人は「容姿以外は凡人」と自分のことを評価しており、基本的には誠実な性格です。
最初は猫猫のことを利用するように扱っていましたが、だんだん好意を持つようになり、事件が起こると相談しにいったりするような仲になってきています。
高順について
壬氏が生まれた時から使えている付き人です。
そういった経緯があるために壬氏の容姿に惹かれることのない数少ない人物です。
最初は猫猫のことも「猫猫様」と呼んでいましたが、本人から「様」はいらないと言われるとすぐに「小猫」と呼び方を変えています。
壬氏と同様に宦官ではなく、37歳の時には孫が生まれています。
基本的に生真面目な性格をしているため、何かとトラブルの多い壬氏と猫猫に振り回されながら生活を送っています。
後宮の妃たちについて
後宮には多くの妃や侍女がおり、それぞれ個性的なキャラとなっています。
玉葉(ギョクヨウ)妃について
翡翠宮の主であり正一品の上級妃の一人です。
位は「貴妃」であり、東宮を産んだため皇后となっています。
容姿は赤い髪と翡翠の目を持つ美女であり、優しい、聡明、用心深いといった性格をしています。
帝の寵愛を強く受けていたため、嫉妬によって命を狙われることもあったために信頼できる少数精鋭の侍女を使っています。
梨花(リファ)妃について
水晶宮に住む皇帝の妃で位は「賢妃」です。
猫猫が言うには「なかなかお目にかかれない超一級品の胸」を持つ女性でもあります。
東宮に「鉛入り白粉」を使用していたために、猫猫が使用を中止するように警告をしましたが、それに従わなかったために東宮を亡くしています。
自分の体調も悪くなっていましたが、猫猫の指示に従って助かっています。
そうした経緯から猫猫に好意を持っており、園遊会では自身の簪を猫猫に手渡しています。
里樹(リーシュ)妃について
金剛宮に住む皇帝の妃で位は「徳妃」です。
もともとは先帝の妃として9歳の時に後宮に入りましたが、先帝が亡くなったため一度出家して改めて今の帝の妃として後宮に入っています。
まだ幼女ということもあって阿多妃に対して母親のような感情を持っています。
アレルギーがあり、魚介類を食べることができないだけでなく、乳幼児期にはちみつを食べて死にかけたことがあるため、はちみつも食べない。
阿多(アードゥオ)妃について
柘榴宮の主で、位は「淑妃」です。
後宮の中で最高齢の35歳という年齢であり、帝とは乳兄弟として育ち、東宮時代に妃となっています。
後宮を出た後も特別待遇によって離宮で生活しており、帝の相談役となっています。
まとめ
薬屋のひとりごとは多くの魅力あるキャラクターが登場する作品となっています。
ぜひそういったキャラクターに触れていきましょう。